国内初? CSA型クラインガルテン
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1月26日(水)
「恵み自然農園」(※1)様との全面的連携による合意が得られ、お互いの拠点に近い耕作放棄地
(約2.6反)をお借りできることになり、この耕作放棄地を再生させ
(再生させるところから参加いただけます)4月のオープンを目指しオーガニック農園ならびに
農業・田舎暮らし体験のイベントを提供する取り組みを開始します。
「恵み自然農園」さんが提供するCSA(※2)と私たち「美濃ふるさと企画」が提供する
低価格帯の滞在施設、たして「CSA型クラインガルテン」という、おそらく国内初となる新しい取り組みとなります。
(※1)昨年春に就農した若い男女が展開する「恵み自然農園」、あいがも農法による米作り、
自然農(無農薬・無肥料)などの興味深い取り組みが始まっています。
当農園、「クラインガルテン恵那岩村」から歩いて1分いや2分、とにかく近いです。 これは神様のお導きか?と思いたくなるほどです。
(※2)CSAとは、Community Supported Agriculture の略で、一般には「地域で支える農業」
という意味で地域の消費者が、地域の農家から自家消費用の農産物を代金前払いで、
直接定期購入するシステムで、購入される農産物は有機農産物であることが多い。
食の生産と消費について直接的なつながりを持たせることで生産者とそれを支持する地域の
コミュニティとの間に強力なかかわりあいとパートナー・シップを生み出させる。
これにより地域経済を強くさせる効果が得られる。 CSAはもともと、1960年代に
生産者と消費者による「提携」という形の営農形態で日本でスタートしたものが、
「teikei」という言葉とともにアメリカに渡った後、発展したとされており、
現在ではアメリカがCSAの先進地となっています。 単純に言えば、
「消費者はおいしくて出所のはっきりした安全な食糧供給を受ける代わりに、
その農地・農家をしっかり支援する。農家もそれに応えるべく良い農産物を作ることに専念する。
そして天候不順による不作などのリスクも共有する。」というものです。
CSA型クラインガルテン(農業者主導・消費者参加型)の展開
農業者(恵み自然農園)がCSAを組織し、消費者(利用者)は、自分のライフスタイルに合わせ、
月に数回農作業を共同で行ったり、農園で開催される各種イベントに参加する。
地域住民および都市住民が農作業に参加する際の休憩・滞在施設として田舎暮らしミニハウスを
利用するスタイルをCSA型クラインガルテンと命名しました。
【内容】
・会員はCSA会員料として年額2万円を出資する。
(出資していただいた年会費は、月1回の野菜セット、休憩ハウス利用、農作業体験などの運営費に使用します)
※設定期間:4月~12月/野菜お届け期間:6月~11月
・野菜は無農薬・無肥料の自然農で栽培し、日常は農園側が管理を行なう。
農作業スケジュールを発信し、会員が希望日に農作業を手伝う。
・月に1回、7~8種類の野菜セットを会員にお渡しする。
(作業の手伝いに来園できない場合は、実費にて宅配を行なう。)
・CSA型クラインガルテン会員の施設利用について(CSA会員料に加算)
(A)1人1泊1500円でのスポット宿泊
(B)1棟を4組程度でシェアした、年額75,000円の年間契約タイプ
(水道光熱費は利用日数に応じ請求を行なう)
(C)従来の1組1滞在施設の利用タイプ(年額)
8帖 315,000円
6帖 210,000円
(水道光熱費は利用者負担)
・会員はクラインガルテンおよび農園の各種イベントに割引価格で参加することができる。
※モニターを募集し、無料で農業体験と体験宿泊がセットになった3回利用できるクーポンを発行する予定です。
1月23日(日)の組立体験会で予定のところまで進まず(屋根パネルが未完成)、
今週末雪・・・・の予報で、かけてあるブルーシートがやばいかも。。。
ということで、本日屋根パネルの組立を雪の中行ないました。
作業後、再度ブルーシートをかけ直しました。 これで雪が積もっても大丈夫です。
1月30日(日)の体験会できるかどうか?です。
参加希望者の方には可否のご連絡入れさせていただきます。
それと本日、佐久市役所農政課の方から見学のお申込をいただきました。
見学は2月中旬の予定です。
遠路お越しいただくので、その頃には移動式田舎暮らしミニハウスがいいところまで
出来ていればいいのですが。。。(ちょっと天気が心配です)
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