佐久市役所 農政課さん来園
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2月16日(水)
本日、長野県佐久市経済部農政課農政係の(写真左側より)高橋係長さん、木下さん、
須江さんに来園(視察)いただきました。
当農園の施設の見学と運営(農業体験・運営上の課題)について意見交換させていただきました。
佐久市では平成21年4月に「佐久クラインガルテン望月」をオープンさせ、
オープン3年目を迎えるに当たり、より良い運営を図るための参考としての視察となります。
現在、「佐久クラインガルテン望月」ではなんと250人もの利用希望者がいらっしゃり、
施設の増築を要望されているそうです。 がしかし。。。。
現在の施設は1棟あたり1000万円程度のコストがかかり、補助金があればまだ検討できそうですが、
今はどこもというか日本が財政難。。。。
ということで他とは変わった当農園にお越しいただいた訳です。
既存の共有棟、貸し出し用滞在棟、そして製作中の車輪ユニット脱着式田舎暮らしミニハウスを
見ていただいた後、いろいろと意見交換。。。
まず最初にわたしたちのビジネスモデルをご説明。
まず土地は耕作放棄地・遊休地を安くお借りする。
そして基礎工事が不要な(すぐに更地に戻せる)移動式滞在施設(以前はトレーラーハウスでしたが
今は車輪ユニット脱着式田舎暮らしミニハウス)を安く提供するためにキットを用意し、
お客様に買っていただく。 そしてキットハウス組立に関して完成までサポートをさせていただく。
(ご購入されない場合でも低価格なキットを用意しているので提供者側が建てた場合でも低価格でも貸し出しが可能となります。)
数年間クラインガルテンを利用し、その間に田舎暮らしを体験していただき、
その地域が気に入っていただければどこか別の土地を購入したり、借りたり、
地元の農家の方が開設する農園に移動していただくというものです。
そしてもうひとつのキーワードは地元産の間伐材を利用したミニハウスということです。
すなわち、貸し農園の「農」、地元間伐材利用の「林」、これに付随した木材販売・
野菜販売(プラス私たちはキットハウス販売)の「商」、建物側鉄骨、車輪ユニット脱着式ユニット
(トレーラー)の「工」、この4つで「農林商工連携」となります。
そんな話題で共感頂き、さらに農業体験の話となり、この春「恵み自然農園」さんとの
コラボレーション企画「CSA型クラインガルテン」のお話もお聞き頂きました。
「本当にきてよかった」「参考になりました」といっていただき、当方も試行錯誤の真っ最中ですが、
なんだか共感いただけるところがいろいろあり、この場に限らず何かの形で次につながるといいなと思いました。
(そういえば今回の組立体験会の最多参加者、長野県飯田市の「Tさん」、
佐久に山林3ヘクタールを購入されそこに山小屋を作る予定です。
今回のミニハウスを気に入っていただき、最終的な提供価格によりますがご購入いただけそうな感じです。。。佐久つながりの話題でした。)
今日の作業は窓の化粧造作&トイレドア取り付け
そして建物側鉄骨の上にミニハウスを作って以来初めて車輪ユニットの脱着テストを行ないました。
(結果は思い通り良好。。。。)
装着状況をコマ撮りしました。
以前は一人でも動かせた車輪ユニット(トレーラー)ですが、今回は雪で地面の状態が悪く動かせません。
そんなときのためのウインチ。。。。 これでらくらく動かせます。
塗装まだです。(体験会の予定では塗装1回目が終わっていないといけませんが。。)
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